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お参り

お参りのご紹介

柴又帝釈天は、庚申信仰を通して、古くより江戸庶民に厚い信仰を集めてきた由緒ある寺院です。本尊である「帝釈天板本尊」は、片面に「南無妙法蓮華経」のお題目、もう一方に帝釈天のお姿が刻まれており、その力強いご加護が今なお多くの参拝者の心の支えとなっています。
このような篤い信仰の場を訪れるにあたり、心静かに手を合わせ、神仏と向き合う時間を大切にしていただければと思います。

柴又帝釈天をより深く感じていただけるよう、参拝の順序をご提案させていただきますので、初めて訪れる方もどうぞ安心してお越しください。

参詣される皆さま方がこの場所で心穏やかなひとときを過ごし、日々の生活に小さな祈りの光を持ち帰っていただけることを願っております。​

1. 二天門をくぐる

参道の正面に位置する総欅造りの門で、明治29年(1896年)に建てられました。門の左右には四天王のうち、増長天と広目天が安置されています。 ​

2. 御神水で身を清める

門を抜けた左手に御座います。霊泉として古くより江戸庶民に信仰されてきたお水です。

3. 帝釈堂での参拝

どなた様も堂内へお上がりいただけます。拝殿より見上げた正面の御厨子に帝釈天が安置されています。御朱印をお求めの方は参拝の後にいただかれて下さい。

4. 彫刻ギャラリーの鑑賞

明治から昭和にかけて「名人」と呼ばれた職人方が手掛けた彫刻作品が展示されており、「彫刻の寺」の名にふさわしい見事な木彫刻を鑑賞できます。

5. 邃渓園の散策

大客殿脇に広がる日本庭園で、静寂な空間の中で四季折々の景色を楽しむことができます。

​参拝後の楽しみ

参道には、草団子・川魚・天ぷら・せんべいなどの老舗店が軒を連ねており、下町の情緒を感じながら食べ歩きを楽しむことができます。​心もお腹も満たされた後は、映画『男はつらいよ』の世界観を体感できる「葛飾柴又寅さん記念館」、抹茶をいただきながらお庭を鑑賞できる「山本亭」、寅さんが歩いた江戸川の土手などを散策してみてはいかがでしょうか。

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